2012年8月22日水曜日

8月20日 / サンタ

寝坊した。起きたらみんなサンボーの村の引越しに行っていた。
水をかぶって向かってみると村のみんなが おぉー おぉー と叫びながら家を担いでいた。とても楽しそうだった。日本の祭りの神輿のような一体感があって、朝から気持ちがよかった。そのあとは、翔平さんに村の妖精や儀式の話を聞いた。閉鎖的な空間でしか、しきたりや伝統は存在できないという話がとても印象的で、なんでそんなことまで知ってるんだと思った。そのあとは村の子も混じってセパタクローをして、鶏を食べるために殺すところを見せてもらい、自分がたくさんの命の上で生きていることを実感した。とても鶏は美味しかった。そのあと、村の子たちと遺跡を周った。遺跡は幻想的で、植物に呑み込まれていく様子が歴史を感じさせた。そして今日のメインイベントの川泳ぎ。すごい浅かったけれど、みんな橋から飛び込んだ。怖かったけれど最高だった。自分はビビって子供たちとかに笑われてしまった。ビビりを治したいってつくづく思った。村から離れる組と別れたあと、洗濯をして、しのさんがおもしろくて、村の子供たちと紙飛行機で遊んだ。飽きてしまうんじゃないかと思ったけれど、そんなことはなくて、言葉は全然通じないけど、声のトーンとか、ジェスチャーとか、変な英語とかで気持ちを伝えたらみんなわかってくれて、うれしくて、子供たちと一緒に暗くなるまでずっと紙飛行機を飛ばしていた。本当に楽しかった。
夜はご飯を食べて翔平さんが以前お世話になったお宅で大樹がライブをした。大輝は2日連続でライブできてうれしいって喜んでいた。大輝と歌声は、きれいで、力強くて、鳥肌がたった。歌詞もおもしろくて、共感できて、日本に帰ったらiPodにいれて聞きたい。
寝る前に大輝、えぐてぃー、ひとみんと星を見た。変な話や、くだらない話をしていたら夜は更けていった。満天の星空で流れ星を探しながら話すなんてたまらなかった。最後に翔平さんが言っていた村のこれからの話について。私はいままで、どの国も経済が発展して、豊かになって欲しいと思っていたけれど、それだけではないのではないかと思うようになった。食糧不足に苦しむ地域や、不条理なことに従わされている人たちは助けたいと思う。けれど、紙飛行機で楽しそうに遊ぶ子供たちはとても幸せそうだった。人それぞれ幸せは異なるのだから、汚い、お金がないかわいそう。と自分たちの価値観で決めつけてはいけないのだと思った。サンボーの遺跡と村も、今は共存しているけれど、いずれ遺跡が世界遺産になったりしたら、遺跡が村を呑み込んでしまうんじゃないだろうか。遺跡はそれで保護されるけれど、変容を求められる村の人たちはどう思うのだろうか。やはり、生活が便利になってうれしいのだろうか。私はまだ世界のことをなにもしらない。だけど今回の旅の経験をきっかけに、視野が広がって、もっと物事を深く考えられる人間になりたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿