2012年9月20日木曜日

8月24日 / えぐてぃ


今日はいよいよアンコールワット!
朝ごはんはCityお馴染みのフランスパン!
美味しく頂いて、
早速Tuk tukでアンコール遺跡群へ向かった。途中、サンタたちと歌を歌って、ノリノリだった。

遺跡には混雑を避ける為に逆回りで廻った。最初に見たのはプラサット・クラヴァン。
この遺跡はレンガ造りで、しかも形もサンボーのものに似ていた。
それを見て、
あのサンボー遺跡の数年後の姿を想像せずにはいられなかった。

どこの遺跡も、発見された当初の姿は、神秘的に感じる。それは長い年月を掛けてゆっくりと自然と調和し、共生してきたから。
現代まで崩れることなく残っているのも土の中に埋まっていたり、森の中に埋れていたり、大自然の影響が大きいと思う。そう考えると、なるべく発見当初の形で保存したいと思うのは確かだ。

しかしその一方で、遺跡が建造された当時、広く見渡すことができる平地に立てられていたとしたら、その姿を見たいとも思う。

プラサットクラヴァンは周りの木々が開かれていて、後者の形に近いだろう。
考えた・・・。
どちらが望ましいという訳ではない。

このままだとサンボー村の子供たちは高等教育を受けられる機会が少ないし、
かといって、アンコール遺跡群のようにしては遺跡の劣化は避けられない。

こうして考えてもキリがないだろう。



アッコちゃんが体調不良で健太郎さんと病院に行くためやむなく離脱してしまった。
あとで大丈夫だとわかってよかった!残念だったけど、また機会はあるし、みんなで来よう!!

途中、売り子の子供たちに囲まれた。
彼らはきれいな日本語の発音で「10枚1ドル」と言って売ってくる。
中には、スピッツの「チェリー」を歌ってアピールして来ている子もいた。
さすがにこれにはびっくりだった。
どこで覚えたのか知りたくなるほど上手な日本語だった。


食堂、と言っても屋根と机があるだけの簡易的なものだが、で昼食を食べた。
おなじみフライドヌードルをおいしく頂いた。
カンボジアの料理は思ったよりも食べやすく、どれもおいしい味だった。
しかし、どこに行ってもほぼ同じようなメニューとほぼ同じ味。
最も味の区別が付かなかっただけかも知れないが、
ここまで1週間少し過ごしてみて味に飽きてしまったのはバラエティの少なさなのだろうか。

昼食後、アンコールトムの本尊だったとされる像があるということでその像を見に行った。

その像のそばには、一人のおばあさんがいた。

翔平さんの説明によると、そのおばあさんはある日、神様のお告げでこの像を守るようにと伝えられたらしい。
そして遠くからはるばるやってきて、ここで30年間もお像の世話をしているらしい。
そして、この場所こそが地域の人の信仰と切り離されてしまったために、「死んだ遺跡」と呼ばれるアンコール遺跡群で、
未だ信仰が続いている数少ない場所だ。

周辺は静かで、木々が落ち着いた雰囲気を演出している。
確かにアンコールの雰囲気とは違った。

この場所もなくなるかもしれない。と聞いて心が痛んだ。
なくなるかも知れない理由はこの場所に書くことはできないが、
どうか残って欲しいというのが自分の願い。

笑顔でお線香の準備をしてくれたおばあさんも悲しそうな顔をしている瞬間があった。
彼女はこの場所がなくなるかも知れないということに気付いているんじゃないかと思った。



自分は観光地化に反対しているわけではない。自分達のような「外」の人間がその場所に入り、
自分の目で直接見ることができるのは、観光地化され厄介なトラブルもなく自由に出入りできるからだ。

でも、「外」の人を入れることで、もともとあった大事なものが失われるのはおかしい。
利益のために政府や先進国が権力を使い、「発展」を押し付けているだけではないか?

自然と信仰がなくなる、それは十分あることだし、あっていいと思う。
しかし、信仰を奪われているという事実も否定はできないと思う。

自分の考え方は理想的過ぎるかもしれない。でも観光地化=平均化(地域の特色を取り払い、
「外」の人が入りやすくすること)は良くない。移動中そう思った。

そのあとは、翔平さんと健太郎さんがアンコールで一番好きな遺跡に行った。
名前は忘れてしまったが、すごく高い神殿のような建物で、裏面にはアユタヤの侵攻で崩され作られた涅槃仏
があった。

そこで、翔平さんをはじめ、疲れていないひとと登った。
下で休んでないで皆くればよかったのに(笑)
すごいいい景色だった。国王はもっと高い所にいたのだろうなと考えただけでもその権力の大きさが分かったようなきがした。

その後、バイヨン、そして遂にアンコールワットをみた。

アンコールワットの城壁をくぐるとアンコールワットの壮大さにびっくりした。
周りに人がいるにも関わらず、誰もいないかのように感じた。

こんなに観光客でごちゃごちゃしているのにこの雰囲気は何だ?

やっぱりクメール最大のなんだなと思った。

1通り見終えて、裏にでた。

あたりはもうすぐ夕暮れ。
自分達以外の人影はない。

みんなストレッチをはじめた…

これから何が始まるか?



そう。

あの、待ちに待った・・・






お約束のアンコールワットマラソンだ。


ルールは簡単。
アンコールワットの城壁と環濠の間の林
5.4kmを一番早く走った人が勝ち。それだけだ。

参加者のボルテージは最高潮。
みんな各自アップを行っていた。
それぞれが闘志を燃やしながら。


そんなとき、翔平さんがこんなことを言った。

正面に回ると警備員に止められて厄介なことになるかも知れない、
半周にしよう。そう提案してきた。


主催者らしい分別のある判断だった。






しかし、断固反対するその他全員。



そう。自分達は警備員に止められようと関係ない。


僕達はこのマラソンのためにカンボジアに来たのだ。


……


……


……


まあ、そういうことにしておこう。



とにかく、翔平さんの意見は通らず、きっちり1周することに。


そして、翔平さんの合図でレースはスタート。

結果は












なんと1位をいただきました!
終盤の翔ちゃんの追い上げがすごくて、
焦ったけど、
途中で諦めなくて良かった^^

ということで、順位は以下の通り!

2位は、翔ちゃん
3位は、ダイキ
4位は、しのさん

5位は、翔平さんとあいさん(翔平さんがイケメン紳士すぎて……。)

あえて、あの人のことは伏せておきます。笑


参加者は程よい達成感と絶えず噴出す汗を得てtuktukにのり、
city へ戻った。
風が心地よかった。帰りに環濠の外から見たアンコールワットは巨大で、
この距離を完走できた自分が信じられなかった。

異国だと本来のパフォーマンス以上のものが出るのだろうか。


「カンボジアでならオリンピックも狙えると思った。」

by

……


……


……


夜のミーティングはスマイの
クメール遺跡についてのプレゼン。

クメールはもともとインドの影響が強く、
ヒンドゥー教などが主だったが、

一時の衰退からクメールを復活させたジャヤバルマン7世
が仏教を持ち込んだことにより、従来のお像や遺跡の一部が
壊されつくり変えられたそうだ。

しかし、遺跡としての意味は変わらず、権力者が親のため、
自分のために建てたものらしい。


今日も内容の凝縮された一日だった。
この旅もあと2日で終わり。
残りはプレアヴィヒアとクレーン山。

まだまだ色んなことがありそう。
残り2日を大切に、もっといきいきと過ごしたい。

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